［東京 ２７日 ロイター］ - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱もちあいが想定されている。前日の米国株式市場が休場だったなど手掛かり材料が乏しい中、週末とあって見送りムードが強くなりそうだ。高値警戒感から利益確定売りも増えるとみられる。ただ、押し目買い意欲もあることから深押しもなさそうだ。
日経平均の予想レンジは２万６３００円─２万６７００円。
２６日の米国株式市場は感謝祭で休場だったため、日本株独自の実力が示される１日になりそうだが、週末である上に引き続き高値警戒感が強いために、利益確定売りが先行することになると想定される。
ただ、来週は配当金の再投資が見込まれるため、依然として先高期待が大きく、下がる場面では押し目買いが入るとみる関係者が多い。そのため、目先的に株価全体が崩れることはないという。
市場では「方向性を示す材料は見当たらず、そうなると需給が手掛かりになる。買い戻しのニーズのみならず、新規買いも入るとみられ、売り先行で始まっても底堅くなるのではないか」（岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏）との声が聞かれた。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 26537.31 26706.42 16358.19
+240.45 2020年11月25日 2020年3月19日
シカゴ日経平均先物12月限 休場
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November 27, 2020 at 05:50AM
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今日の株式見通し＝弱もちあい、手掛かり材料乏しい 週末で見送りムードに - ロイター
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