靴下の製造過程で出る切れ端を、マスクを手作りする際の耳に掛けるひもとして、兵庫県加古川市の衣類メーカーが無料配布している。1セット10個入りで3千セットを用意したが、インターネットを通じて全国から申し込みが相次ぎ、15日時点で既に約2300セットを郵送。同社は「長時間着用しても耳が痛くなりにくいので、ぜひ活用してほしい」と呼び掛ける。(小森有喜)
靴下や肌着を製造する「ワシオ」(同市志方町高畑)。同社によると、靴下の爪先部分を裁縫する際、直径10センチ程度の円環状の切れ端が1足につき二つ出る。切れ端は伸縮性があって肌触りもよく、マスクのひもに向いているという。
同社の鷲尾吉正社長(61)が理事長を務める「県靴下工業組合」が加古川市と協力し、3月中旬、市民向けに切れ端を配布。市外からも問い合わせが相次いだため、同下旬から対象を全国に広げ、郵送を開始。反響を受けて数量を増やすことも検討している。
同社ホームページでは、切れ端とハンカチを使ったマスクの作り方を紹介。広げたハンカチを四つ折りにして両端に切れ端を通し、折り返す。縫い合わせる必要がないので、マスク不足が解消すればハンカチはまた元の通りに使える。鷲尾社長は「マスクが手に入らず困っている人のため、地場産業で少しでも力になれたらうれしい」と話す。
申し込みは同社のブランド「もちはだ」のホームページから。1人1セット限りで、送料(メール便の場合は280円)のみ負担してもらう。同社TEL079・452・0311
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April 15, 2020 at 07:10PM
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靴下の切れ端、マスクの材料に 加古川の企業が無料配布 - 神戸新聞
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