三菱ケミカルと宇部興産は27日、日本でリチウムイオン電池材料である電解液事業を10月に統合すると発表した。共同出資で設ける新会社に開発や製造、販売機能を集約。先行して2018年に統合した中国事業も傘下に置き、シェアを拡大する中国メーカーに対抗する。
10月に発足する新会社には三菱ケミカルが80%、宇部興産が20%を出資する。各社が新会社に切り出す事業部門の合計の売上高は19年3月期で268億円。
三菱ケミカルと宇部興産が運営する中国の共同事業会社も、新会社の子会社とする。新会社の電解液の年産能力は合計で約3万6000トン。世界シェアは15%程度になるという。
電解液はリチウムイオン電池の主要材料。三菱ケミカルは自動車向けに特化しており、宇部興産はスマートフォンなど電子機器向けにも強い。電解液では中国メーカーが優位にあり、矢野経済研究所(東京・中野)によると、18年時点の世界シェアは中国メーカーが69.7%。日本勢は22.7%にとどまる。
三菱ケミカルと宇部興産は日本に集積する研究機能などを統合し、需要が伸びる車載用途向けに開発力の強化を図る。三菱ケミカルは米国と英国でも生産を手掛けているが、これらの統合については両社とも未定としている。
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March 27, 2020 at 05:21PM
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三菱ケミ・宇部興産、日本の電池材料事業も統合 - 日本経済新聞
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