投稿:2020/07/18 17:07
まず16時30分のドイツPMI。前回は製造業予想の42.5に対して、44.6(速報値)と予想を超える好結果。さらに改定値では45.2に上方修正されました。非製造業も45.8と予想の42.3を超える好結果に。また改定値では47.3まで上方修正されています。ともに景気の好悪判断の境となる50には届いていませんが、ドイツの場合、製造業PMIは新型コロナに関係なく、去年初めか50割れが続いており、新型コロナの影響前の水準に戻してきたという印象。非製造業は新型コロナの影響が出る前の2月までは50を超えていましたので、まだ影響が残っているという印象ですが、製造業に比べるとロックダウンの影響が出やすいこともあり、仕方がないという印象。新型コロナの影響がもっとも強く出た4月時点での数字は製造業が34.4(改定値は34.5)とリーマンショックの影響が残った2009年3月以来の水準となったのに対して、非製造業は過去最低水準を大きく割り込む15.9(改定値は16.2)という衝撃的な弱さとなっており、そこからよく戻してきたという印象です。
今回の予想は製造業PMIが48.0。非製造業PMIが50.2。非製造業は好悪判断の境を超えてくるという見込みになっています。
続いて17時のユーロ圏PMIです。前回は製造業が予想の45.0を超える46.9(改定値は47.4)、非製造業が予想の41.5に対して47.3とドイツ同様大きな改善を示しました。こちらも4月分は製造業が33.6(改定値は33.4)、非製造業に至っては11.7(改定値は12.0)と厳しい数字に。
今回の予想は製造業PMIが49.8、非製造業が51.0。非製造業は好悪判断の境を超えてくるという見込みに、製造業も少し上振れするようならば50を超えてきそうです。
欧州での新型コロナウイルスの感染拡大は一部を除いてかなり落ち着いてきており、今後の経済再開が期待されるところとなっています。復興プログラムを巡って被害の厳しかった南欧と、負担を減らしたいオランダ、オーストリアなどとの対立などの懸念材料もありますが、PMIが強めに出ると、ユーロ高の動きを加速させる力は十分にありそうです。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶFXから転載しています。
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July 18, 2020 at 03:07PM
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