Wednesday, June 17, 2020

日経平均は反落、手掛かり材料難で方向感に欠ける展開 - ロイターニュース - 経済 - 朝日新聞社

 [東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。前日の日経平均が大幅上昇した反動や、時間外取引で米株先物が軟調に推移したことで、マイナス圏で方向感に欠ける値動きとなった。

 16日の米国株式市場は、主要3株価指数が3日続伸。5月の米小売売上高が大きく回復したことに加え、新たな景気刺激策が導入されるとの観測が出ていることで、米経済は予想よりも早く回復するとの期待が高まった。

 日経平均は前営業日比65円07銭安の2万2517円14銭で反落スタート。オーバーナイトの米国株式市場は上昇したものの、時間外取引で米株先物は軟化したことが嫌気された。新たな手掛かり材料もなく、売り一巡後は米株先物の動きに追随し一進一退の動きとなった。

 市場では「週末に米国株式市場では株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つの取引期限満了日が重なるトリプルウィッチングを控えるため、米株の動きを材料にしている向きは様子見となる」(国内証券)との声が聞かれた。

 TOPIXも反落。東証33業種では、空運業、陸運業、繊維業、ガラス・土石製品などの28業種が値下がり。情報・通信業、精密機器、その他製品などの5業種は値上がりした。市場では「景気敏感株が売られ、ディフェンスやグロース株が買われるなど、株価下落局面での典型的な物色傾向がみられる」(岡三アセットマネジメントのシニアストラテジスト、前野達志氏)との声が出ていた。

 個別では、防衛関連銘柄の一角が買われ、石川製作所<6208.T>が東証1部の値上がり率第3位。そのほか細谷火工<4274.T>、重松製作所<7980.T>、豊和工業<6203.T>、東京計器<7721.T>なども大幅高となった。北朝鮮が16日に南北共同連絡事務所を爆破したと発表したことを受け、地政学リスクの高まりに対する思惑から買いが先行した。

 東証1部の騰落数は、値上がりが869銘柄に対し、値下がりが1222銘柄、変わらずが77銘柄だった。

 日経平均<.N225> 

 終値      22455.76 -126.45 

 寄り付き    22517.14 

 安値/高値   22,318.07─22,536.38 

 TOPIX<.TOPX> 

 終値       1587.09 -6.36 

 寄り付き     1591.67 

 安値/高値    1,579.45─1,593.43 

 東証出来高(万株) 117698 

 東証売買代金(億円) 21759.23 

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